☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
しかし翌日も、翌々日も、さらにその翌日も、同じことがつづいた。




日がたつにつれ、机の中に入れられる紙の枚数はますます多くなっていく。


書かれる言葉もますますひどくなっていく。


『中絶女は学校に来るな。』


『人殺し』


『おまえも死ね』


『さっさといなくなれ』


それらの言葉はわたしの心をえぐり、深く傷つけ、追いつめた。




わたしは、本当は赤ちゃんを産みたかった。


中絶なんかしたくなかった。


でも中絶したことは事実。


わたしは赤ちゃんを殺してしまった・・・。


大切なわたしの赤ちゃんを殺してしまった・・・。


わたしは人殺しだ・・・。




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