☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「誤解だよ!」


荒い息をしながら、かっちゃんは言った。


「あいつに呼び出されて、話してたら突然・・・、キスされたんだ。」


「だったら、なんで突き放さなかったの?いやだったら、普通突き放すじゃない!」


わたしは叫んだ。


「気が動転してたんだ。」


かっちゃんは言った。


「そんなこと言われたって、信じられないよ・・・!」


「だから誤解だって、言ってるだろ!おれの女は美里だけだ。」


「もういい!わたし、かっちゃんのこと、信じたいけど、もう信じられない・・・。さよなら!」


「おい、美里!」




わたしはかっちゃんを振り切ると、一気に階段を駆け下りた。


かっちゃんが他の女の子とキスするなんて・・・。


しかも利栄子とキスするなんて・・・。



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