CLORVER❦星幻想曲❦

「じっくりって」と蛍は沢山の紙袋を両手いっぱいに持ちながらため息ついた

なんせ祭りのための服を買いに街中の店を廻りに廻ってかれこれ3時間

とっくに夕方になってしまっている

「腹減ったよ~!つか何で俺まで買い物に付き合わされなきゃなんねんだよ!?」

気分良く帽子選びをしていたにも関わらずリメディアに無理矢理連れ出されたアーティはげっそりしている

「だらしないわね~!しっかり歩きなさいよ」

「全くもう!」とアーティを掴んでずるずる引っ張って歩くリメディア

「でもそうね~さすがに疲れたかも…仕方ない乗り物借りるわ!ちょっとすいませ~ん」

リメディアは道端に停めてあったクラシカルな車の持ち主に話しかけに行った
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