CLORVER❦星幻想曲❦

「….あの」と声がして「はい!」と振り向いた蛍はまた飛び上がって腰を抜かしてしまった

裸の姿の美少女がカーテンから出て来たからだ

「ちょ、ちょっと目のやり場に困るからせめて何か着て欲し…ってちょっとあんた!?」

裸のまま美少女は蛍の顔を覗き込んで尋ねた

「あなたはだぁれ?」

一瞬驚いた蛍は少し間を空けてから答えた

「俺は才崎蛍…あんたは?」

「私?私はシルフィード」

その瞬間何処から吹いてきたのか、柔らかな風が2人の髪を靡かせた



< 139 / 281 >

この作品をシェア

pagetop