CLORVER❦星幻想曲❦

「あなたが欲しいの蛍…」

蛍は目を丸くした

だんだんと距離が縮まっていく

それは少し動けば唇が触れ合う距離に達していた

だが蛍はバッと両手でシルフィードの口を押さえた

驚くシルフィード

「違う!シルフィが欲しいのは俺じゃない!あんたが欲しいのはコレだろ?」

蛍は首にかけていた白と黒のロザリオを見せた
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