CLORVER❦星幻想曲❦

「蛍君の目の事だよ」

「目?」

頷いたマグベイル

「蛍君のお祖母様は若い頃は預言者として世界を飛び回っていたね、だがそれはただの預言者ではなかったんだ…」

「ただの預言者じゃない?」

蛍はマグベイルを見た

「彼女はすごく力の強い霊能者であったんだよ、そして蛍君、君もまたその霊能者の1人なんだ」

俺が霊能者!?

「ま、待って下さい!どういう事ですか?!俺が霊能者って?だって今まで全然そんなの見た事なんて」

「蛍君の目はお祖母様と同じオッドアイ…しかもブラウンにリーフグリーンと言う珍しい組み合わせのね、しかし、君のお母様はブルーの瞳、だから君のお母様には何の力も渡されなかった。5000年に1人の確率でリーフグリーンの瞳を持った子が生まれる」

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