CLORVER❦星幻想曲❦
エピローグ
今夜の満月も銀の光を放って地球上を照らしている
真黒な痛んだ踝まであるローブを身に纏い片手に大鎌を持った1人の男がその光景を空から見下ろしてはやや引きつったような笑みを口元に浮かべ「はぁ」と大きなため息をついた
「相変わらずだな人間は本当…」
男は「さて行きますか」とローブを着直してふわりと闇へ消えて行った