CLORVER❦星幻想曲❦

「大丈夫蛍?荷物持つよ?」

リネットがヒョイと軽々と蛍のキャリーバックを持ち上げた

「えっ!重いですよ?!」

「へ?重いのコレ?」

きょとんと聞き返された蛍は「一応重かったような…」と冷汗をかいた

「噂では聞いてたけど人間って本当力無いんだね」

「いや、多分それは一部の人間だけかと」

蛍は苦笑いした

「着いたぞ!さっちん!」

アーティに呼ばれて蛍は目の前にある大豪邸を見て目を丸くした



< 55 / 281 >

この作品をシェア

pagetop