CLORVER❦星幻想曲❦
蛍は部屋へ戻ろうと向きを変えた
だが、向きを変えた瞬間驚いてすぐに蛍は足を止めた
「驚かせてすみません才崎蛍さん」
蛍の膝くらいまでの身長の小さなモンスターがにっこりと話しかけて来た
「誰だあんた?ここ三階ですよ?どうやって…」
「ふふふ…私は空を飛べるモンスターですからね」
と、小さなモンスターは背中の痛んだ羽をパタパタ羽ばたかせてみせた
「それで、俺に何か用ですか?」
「えぇ、実はちょっと…見てもらいたい物が」