雨
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「…あーくっそ、足が棒のようだ」
「あんのハゲ…ハゲてるくせにかつらしやがって…」
オレと恭平は、あの授業のあと
生徒指導室につれていかれ、
こってり1時間半…しぼられた。
その間、立ちっぱなしってんだからなー…。 ←何様
ていうか、
「待っててくれたの?」
放課後の教室に
いつものあいつらがいた。
「ん、当たり前」
「このあとけーすけん家行こーって言ってたの」
さらっと言っている蓮。
「あーそーなの」
その横で目をまんまるくしている啓介。
「ちょ、…!!れ
「はいはいはい、オレら疲れてんのねー。早く行こうねー」
ぶぎゅっと啓介の顔面押しながら歩くオレ。
「しょ、翔太ああああ!!!」
いゃん。
啓介の怒号なんて聞こえねー(^q^)
疲れてるんだもん。←何様
「んじゃ、いこーぜ」
ーそう、恭平が言ったときだった。