雨
「ん~、本人目の前にして
いっていいのかな」
「大丈夫でしょ、言った方が
いい方向にいくかもだし!」
そう二人が話してる、
すぐ後ろからインキな声が。
「……またアレですか。翔太クン
おモテになられているのですか」
…なんか病んでるし、恭平。
「ちがうよ!」
「なつはね」 「奈津美はね」
「「 翔太がこわいの 」」
ショウタガコワイノ ショウタガコワイノ ショウタガコワイノ ショウタガコワイノ ショウタガコワイノ ショウタガコワイノ ショウタガ……←以外エンドレス。
「はあああああああ?!!」
「ほお、そうきたか」
「でもめずらしくね??」
とかなんとか言ってる啓介と恭平。
でもよ、ちょっとまてよ。
オレがいつてめーに何したよ?
ていうか、てめーは
オレの何を知ってんの。
「まあまあまあまあまあまあ、
落ち着いて翔太 (爆笑) 」
「いやいやいやいやいやいやいや、
笑ってますけど香澄さん」
むしろ大爆笑ですけど。