虹と夢



「――――…と、いうわけ。暦、理解出来た?」


由希ってやつと仲が良くて、親が勝手に決めた…と。


「なあ、美莎姉」

「あぁ?」

「うっ…それ、やめることできるの?」

「「は?」」


美莎姉と由希が同じ反応した。

白雪姫は、俺の袖を持って静かに話を聞いてる。


「暦。私のパパの会社…中森グループがあるから、あなたは生活出来ているのよ?」

「だから?」


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