Lovers
何度も昇り詰める感覚。

好きな男の感覚。


終わらなければいいのに……。


二度目はない。

この一度がハヤトと私の最初で最後。


だから……終わらないでほしい。


激しかったハヤトの動きが急に止まった。


『ハヤト…?』


ハヤトの熱が身体の中からなくなってささやかれた。


『あと……3度、イカしてやる』

『バカ』


指で一度。

舌で一度。

最後はハヤト自身で……。


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