Dear LoveYou...

心の闇が晴れていくようだった。

「俺…」
涼二がようやく口を開いた。

あたしは顔をあげない。

「ごめん!!」
涼二は大声をあげるとテーブルに額をつけるくらい頭を下げた。

「え?」
あたしは想像もしていなかった反応に思わず顔をあげた。

涼二は頭をさげたまま話を続けた。
「俺真優んちで最低なことした。真優、話してくるてありがとう」


そういって顔をあげたときのあなたのかお、あたしは一生忘れない。

こらえきれない涙が溢れだした。
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