火星人門田さん


「お姉ちゃんゆっくりして来ていいよ。」




「そうでごわすな。そそそうでごわすよ。

ゆっくりゆっくりしてきて下さい。


わしらは、まだ腹も減ってないですし、どうせ、宇宙人ですから寂しいとか孤独とか仲間外れとか二人は、いちゃいちゃして来るんだろうなあとかの感情ないですからね。」




門田さんが慌て話した。




「腹が減ってないなら要らないんじゃないか?」




「いや、いや、腹ペコですけどね~。


もうお腹と背中がくっつくくらい腹ペコですけど、わしら、飢えには、強いですからゆっくりゆっくりして来て下さい。

ねぇ二人共若いんだからねぇ。


我々のような踏みにじらた軍手のような存在は、忘れて若いんだから溜めちゃダメでごわすよ。

イライラしちゃいますよ。

ねぇ美香さん。

若いんだから我々のせいで犠牲になってる物を発散して下さい。

美香さんそうですよね。」



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