火星人門田さん


「そんな事言っても門田さん向こうで奥さんがどういう状態かも分からないんだからお金は、いるよ。


それに、もしも会えないって事もあるんだからそうなったらまぁまた戻ればいいけどね。


奥さんが見つかったらお金は、いるよ。

門田さん親子じゃ働けないでしょう。」



「わしら働けないですが女房が働いてるだろうし、わしらは、どういう状況でも生きて行けるんでごわすよ。


土だって食べれますしわしらに食べれない物はないですからね。

それに、穴掘って土の中でも暮らせますからね。


人間がつちのこって言ってたのわしらですからね。

お金なんか要らんでごわすよ。


ただ、もしも女房に会えなかったら時々こっちまで遊びに来ていいですかね?


山の中伝って行ったり船に隠れて乗ったりだから三年くらい係るかも知れませんが、時々遊びに来てよかでごわすかね?」




「え!門田さん達ってそんなにたくましいの?」



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