火星人門田さん
大きさは、バレーボールを一回り小さくした感じだったが形状は、楕円形で銀色に光っていた。
僕は、何じゃこりゃと思わず某有名故人の物真似のような声をあげていた。
この後何度もなんじゃこりゃ状態になる事をこの時には、まだ分かってなかった。
銀色の物体は、勢いを増して窓ガラスにぶつかっていたが、諦めたように止まり。
『今開けてくれたら渡辺まゆゆゆと握手出きるよ』
銀色の物体がそう言った。
僕の大好きなグループの一番好きな、まゆゆゆの名前を出されるとは、思わなかった。
僕は、思わず誘惑に負けて窓を開けてしまった。
銀色の物体は、窓からアパートの中に入って来た。