火星人門田さん
「お父ちゃんお姉ちゃんしんみりするなよ。」
そう言うと息子が、足を使って美香のTシャツをめくった。
美香がベッドからヘルメットを持って来て叩いた。
「派手なの付けてんだなぁ。
今日は、火星人って言われて何か火星人プレイとかを想像したんだろう。」
美香の香が赤くなった。
火星人プレイってなんだ?女の頭の方が想像力が豊かだなと思った。
「まぁさあとにかく、火星人門田さんってこんなコメディタッチのタイトルがついたから変えられないけど火星人目線で火星人をもっとかっこ良く書こうよ。」
「火星人目線?」
「そうそう今まで男目線とか女目線とか動物目線とかエレベーターの床目線とかは、あったけど火星人目線は、多分ないんじゃないかな?」
「エレベーターの床目線の方がないんじゃないかな?
だけど、それを書いたら公開出来ないなあ。」
「まぁいいから次の章は俺が書くよ。」
仕方なく僕は、了承した。