火星人門田さん
その時だった床の上に置き放しにしていたUFOから■■■■■■□□と硬い音がした。
俺の父がUFOに慌てて向かった。
父は、最近疲れが目立っていたがとても四万四千五百二十二歳には、見えなかった。
UFOが光り父は色の変わるのをじっと見つめていた。
赤や紫、緑、青、黄と様々な色に変化するUFOを父はじっと見つめる。
人間の男は、無様に立って唖然としている。
見れば見るほど無様だった。
これが、火星人の間の連絡方法だと気付いてない。
こんな想像力の無い奴だから今まで読まれなかったのだと改めて思った。
女の方も驚いて口が少しだけ空いていた。
しかし、女の口から僅かに覗く白い歯が女の色気を更に引き立たせていた。
う~ん女は、いい。
足の裏が熱くなってくるくらいだ。