火星人門田さん
僕は、急いで用意すると親子の朝御飯用の菓子パンをテーブルに出してやり今日はコンビニで買っておいたカップラーメンと牛乳しかないからと念を押した。
「分かりました。しかし昨日二人で話したんですが、美香さんエロいですね。
何故あなたとつきあってるのかが不思議で将棋もオセロも途中から身が入らなくなり二人で悩んでましたよ。」
それで親子は、足を組んで頭をひねってたのかと思うと馬鹿馬鹿しいやら情けないやらの気持ちになった。
「少しは、奥さんの事で悩めばいいんだよ。」
「それは、考え出したら止まらないから考えないようにしてます。
それに、北海道に行く方法はお二人が考えてくれるので、わしら関係ないとですよ。」
「人任せかよ。」
「仕方ないじゃなかですか?」
「どうして仕方ないのかな?」