火星人門田さん


門田さんの言葉は、最後は、何故か赤ちゃん言葉になって居たが、頭から黄色いドロドロした液体が出始めていた。




その黄色いドロドロした液体が涙だと言う事は、分かっていた。




だが、こないだ息子が出したもう一つの茶色の液体については、親子は、何故か教えてくれなかった。




門田さんの言うとおりだった。




僕も美香もタコに似てるから泳げると勘違いしてた。




まるで巨乳だと頭が悪いだろうと思うような物だった。




とんだ偏見だった。



黒人全てがリズム感が良いわけではないし、沖縄県民が全て基地反対では、ないのと一緒の事だった。




男は、鼻が大きいと○○○も大きいわけではないのだ!




自分自身の偏見を僕は、憎んだ。




< 79 / 202 >

この作品をシェア

pagetop