雨の日の追憶 〜クランベールに行ってきます 本編ロイド視点〜
出来上がったオムレツの乗った皿とコンピュータを交換し、ロイドはポケットの中からブラーヌに貰った謎の機械を取り出した。
「こいつも異世界から来たのかな」
「そうかもしれないな」
二人でキッチンを出ると、ブラーヌはダイニングテーブルに皿を置いて腰掛けた。
ロイドはその前にポータブルコンピュータを置き、キッチンに引き返した。
後片付けを終えてロイドが部屋に戻ると、ブラーヌは黙々とオムレツを食べていた。
ロイドはポータブルコンピュータを袋に入れながら愚痴る。
「それにしても、遺跡が異世界に通じてるなんて、初めて聞いたぞ。知ってたんなら、なんで教えてくれないんだ」
「おまえが訊かないからじゃないか。遺跡に興味なんてないくせに」
「遺跡には興味ないが、遺跡の装置には興味があるんだ」
「そうだったな。今度から教えてやろう」
「こいつも異世界から来たのかな」
「そうかもしれないな」
二人でキッチンを出ると、ブラーヌはダイニングテーブルに皿を置いて腰掛けた。
ロイドはその前にポータブルコンピュータを置き、キッチンに引き返した。
後片付けを終えてロイドが部屋に戻ると、ブラーヌは黙々とオムレツを食べていた。
ロイドはポータブルコンピュータを袋に入れながら愚痴る。
「それにしても、遺跡が異世界に通じてるなんて、初めて聞いたぞ。知ってたんなら、なんで教えてくれないんだ」
「おまえが訊かないからじゃないか。遺跡に興味なんてないくせに」
「遺跡には興味ないが、遺跡の装置には興味があるんだ」
「そうだったな。今度から教えてやろう」