雨の日の追憶 〜クランベールに行ってきます 本編ロイド視点〜
ユイは軽く頷いて、ロイドの持つグラスに目を向けた。
ロイドが何を飲んでいるのか気になったようだ。
「で? 何が聞きたいんだ? 酔っぱらう前に話しとけよ」
「うん」
ユイはグラスを机の上に置き、朝考えると言っていた様々な疑問をロイドにぶつけてきた。
まずは東屋の石段を壊した犯人。
これは今もって分かっていない。
ユイを連れ去ろうとした男にも尋問したが、彼はこの件には全く関与していなかった。
元々東屋は人気のない場所だ。
今後も犯人が判明する可能性は低い。
次に王宮内で物が消えたり現れたりする現象。
ユイは王宮外のラフルールの街でも起きているのか尋ねた。
ロイド自身は聞いた事がない。
ロイドが何を飲んでいるのか気になったようだ。
「で? 何が聞きたいんだ? 酔っぱらう前に話しとけよ」
「うん」
ユイはグラスを机の上に置き、朝考えると言っていた様々な疑問をロイドにぶつけてきた。
まずは東屋の石段を壊した犯人。
これは今もって分かっていない。
ユイを連れ去ろうとした男にも尋問したが、彼はこの件には全く関与していなかった。
元々東屋は人気のない場所だ。
今後も犯人が判明する可能性は低い。
次に王宮内で物が消えたり現れたりする現象。
ユイは王宮外のラフルールの街でも起きているのか尋ねた。
ロイド自身は聞いた事がない。