雨の日の追憶 〜クランベールに行ってきます 本編ロイド視点〜
すぐそばでユイの声がしたが、ロイドは気のない返事をする。
操作パネルの機能が分かれば、今後の異世界検索に利用できるかもしれない。
ロイドは興奮して、側に来たユイを抱きしめた。
「すごいぞ、ユイ! おまえの言った通りだ。この遺跡は、おそらくメイン制御装置だ」
ユイは驚いて小さく悲鳴を上げた後、問いかけた。
「他の遺跡とは違うの?」
「あぁ。第一、天井が抜けてない」
ロイドはユイから離れて、円柱の上の天井を指差した。
他の遺跡は、装置の真上の天井に穴が開いていて、そこから時々天に向かって光を放っている。
他にも、今見てきた相違点を述べると、ユイは周りの壁を見回した。
操作パネルの機能が分かれば、今後の異世界検索に利用できるかもしれない。
ロイドは興奮して、側に来たユイを抱きしめた。
「すごいぞ、ユイ! おまえの言った通りだ。この遺跡は、おそらくメイン制御装置だ」
ユイは驚いて小さく悲鳴を上げた後、問いかけた。
「他の遺跡とは違うの?」
「あぁ。第一、天井が抜けてない」
ロイドはユイから離れて、円柱の上の天井を指差した。
他の遺跡は、装置の真上の天井に穴が開いていて、そこから時々天に向かって光を放っている。
他にも、今見てきた相違点を述べると、ユイは周りの壁を見回した。