雨の日の追憶 〜クランベールに行ってきます 本編ロイド視点〜
「これ、やっぱり文字なの?」
「古代文字だ」
ロイドにはほとんど分からないので、考古学者のブラーヌに解読してもらう事にした。
地下では通信不能なので、一旦地上に出てローザンに連絡を取ろうと言うと、ユイは先に奥を調べなくていいのかと問いかけた。
一刻も早く足止めしておかなければ、ブラーヌはいつも、ロイドに何も言わず、フラリと出かけてしまう。
別にブラーヌでなくても、それなりの考古学者なら古代文字の解読は出来るが、新発見の遺跡を真っ先にブラーヌに知らせてやりたいと言うと、ユイは笑って納得した。
装置の側を離れ、元来た通路にロイドが足を踏み入れた時、後ろからユイが、白衣の背中を引っ張った。
「ロイド、何かいる!」
「何? どこだ?」
「古代文字だ」
ロイドにはほとんど分からないので、考古学者のブラーヌに解読してもらう事にした。
地下では通信不能なので、一旦地上に出てローザンに連絡を取ろうと言うと、ユイは先に奥を調べなくていいのかと問いかけた。
一刻も早く足止めしておかなければ、ブラーヌはいつも、ロイドに何も言わず、フラリと出かけてしまう。
別にブラーヌでなくても、それなりの考古学者なら古代文字の解読は出来るが、新発見の遺跡を真っ先にブラーヌに知らせてやりたいと言うと、ユイは笑って納得した。
装置の側を離れ、元来た通路にロイドが足を踏み入れた時、後ろからユイが、白衣の背中を引っ張った。
「ロイド、何かいる!」
「何? どこだ?」