はじめての"好き"。


【蓮 Side】


待ち合わせ場所には、はやく着いた。

結衣を待っていると、周りの女が騒ぐ。自意識過剰なのかもしれないが、俺は顔がいい。まぁ、親がいいからな。直ぐに女が寄ってくるのは日常茶飯事だ。そんな生活に嫌気がさしている。


「れーんくん」

そういって目の前に現れたのは、結衣。

「お、結衣おはよう」

そう言った半面、内心はドキドキしている。




_
< 56 / 97 >

この作品をシェア

pagetop