**心霊部**
トントントンッ ギィィィィーッ
何処か古い扉を開ける音が余計あたしを焦らせる。
---あっれー?これなぁにー?---
あいつは今あたしが隠れている2階に上がってきた。
あたしとあいつの部屋の距離は・・・・・・・10㍍。
やばい・・・・・やばいやばいやばい。
そんな思いがあたしの中の不安と混ざり合う。
---・・・・チェーンかな?『M・・・・I・・・・KA・・・・・美香♪』
嘘っ?!チェーン何て、あたし・・・・・・・
そう思い急いで腕を見る。
・・・・・・・・・・・・
ない。あたしのブレスレッドがない。
どうしよう。落としちゃった。これじゃ、あたしが2階にいるって・・・・
---・・・・・あ~♪何か扉が開いてるぅ~♪今行くからね。美香ちゃん・・・・---
バレたっ?!その予感は的中し、あいつの足音があたしの隠れる部屋に入ってきた。
そこにいたのは・・・・・・