元恋人の甘い痛み【完】
…これはまさか、真っ昼間から社長室でエッチな事をしてるとかかしら?
もしそうなら…私の部屋が隣りにあって直ぐ横にいるのに正々堂々とそんな事が出来るなんてどうかしてるわ。
凄く腹が立つ。
私が秘書になったからには今まで当たり前にしてた事でも、辞めて貰うわ。
社長室のドアを二度ノックすれば、有無を言われる前に部屋のドアを開けて中へと入った。
「…ちょっと、今取り込み中なんだけど?」
中へと入るや否や、衝撃的な光景を目の当たりにした。