元恋人の甘い痛み【完】
帰宅して三時間が経過した。


流石にもう帰ってるわよね。


気が付くと私は無意識に雷牙の携帯を鳴らしていた。


一向に出ない雷牙。


まさか…まだ一緒にいるわけじゃないわよね?


あれから三時間も経っているのに…まだ帰宅していないの?


「…………」


気が付くと私は部屋を飛び出して恵梨香の家へ向かっていた。
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