元恋人の甘い痛み【完】


と言うか、本当昔から女好きな所とか変わってないわね。ここまで来ると一種の病気だと思うわ。


「貴方達がプライベートで会おうと構わないけれど、金輪際社内でおかしな事をしないと約束して」

「お前が抱かせてくれんなら考えても良い」

「刺されたいの?」

「痛いのは勘弁だ」


本当、悪ふざけが過ぎる男だわ。半ば呆れつつ、女性が社長室を後にした後社長室を後にし様とした矢先、雷牙に引き止められた。


「話しがある。座ってくれ」

「…話しって?」


促されるままソファーへと腰を下ろした。


< 46 / 709 >

この作品をシェア

pagetop