元恋人の甘い痛み【完】
おかしな人は居ないみたいだし人通りも多いから歩いて帰る事にした。


大丈夫だとわかっていても自然と足早になってしまう。


早く家に帰りたい。その一心で人混みの中を家へとめがけ歩んだ。


家に着きほっとしたものの束の間。


鍵をさし、回そうとすると鍵が回らない。


「……え」


鍵が開いてる?


今朝は確かに鍵を掛けて出勤したはず。


どういう事?


もしかして…誰か居る?
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