元恋人の甘い痛み【完】
そうこうしている内にハンバーグが運ばれて来て、手を合わせて頂きますと合掌をしハンバーグを食べる。
「ん、美味しい」
「美味いな」
ハンバーグの肉汁が中からとろっと出て来て美味しい。味もしっかりしていて口に合う。
「ハンバーグって作るの難しいのかしら」
「覚えたら簡単だ。作りたいのか?」
「ええ、こういうのが作れたらいいなって」
「今度一緒に作るか」
「作れるの?」
「一応はな」
ハンバーグが作れるなんて凄いわ。私が出来なさ過ぎるだけかもしれないけど。