元恋人の甘い痛み【完】

「雑炊作るな」

「そこまでしなくてもいいのに」

「大した事はしいてない」

「仕事で疲れてるでしょ」

「楽勝だ」


雷牙は雑炊を作ってくれる中、私はヨーグルトを食べ進めた。


ヨーグルトの次はプリンと、食欲が進む。


雷牙が帰って来てから妙に元気になって来てるのは気のせいかしら。


さっきまで一人きりだったのが今は二人でいるからかしら。


それとも相手が雷牙だから安心してる?
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