元恋人の甘い痛み【完】
駐車場へと着き車に乗る。
「今までもこうやって女に貢いできたの?」
「お前が初めてだ」
「プレゼントした事ないって事?」
「遊ぶ女にプレゼントが必要か?」
「……それはどうだろう」
「お前からしたら金遣い荒い男に見えるかもしれないが、お前にだけだ。他の女にやるくらいなら、倍の額を募金する」
「…そうなの」
「ああ」
雷牙はハンドルを握り運転しようとした所で、私は雷牙へと身を寄せ頬へとキスを落とした。
雷牙は突然の事に驚き目を丸くさせている。