元恋人の甘い痛み【完】
三十二、HappyBirthday(3)
ーーー翌朝。
「…っ……もうやめっ…」
「まだだ、まだ足りない」
「…雷牙っ……もう…いい加減にして!!」
「悦んでる癖に」
「これのどこが悦んでるって言うの!もうくたくたで死にそうだわ」
昨夜は何回もされて寝たのが真夜中で、朝、目が覚めて起きてまたされてで流石にに体力は限界。
身体は重いしクラクラするし雷牙についていけない。
雷牙に合せてたら干からびて痩せこけてしまいそうだわ。