元恋人の甘い痛み【完】

だって自分の子供が愛する人に似てるとか嬉しいじゃない。



「幸せそうだね」

「ええ、とっても幸せよ」

「そろそろ社長が迎えに来るんじゃない?」

「もうそんな時間?」


時計を見ると二時になっていた。


雷牙は忙しくない時はホテルへ送迎してくれたりとかなり体調を気遣ってくれてる。


この子が生まれたらきっと過保護の道まっしぐらね。


私なんかよりもずっと過保護になりそう。


今流行りのイクメンにもなりそうな気がしてならない。
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