元恋人の甘い痛み【完】
私は絶対にしたくない。
身勝手な貴方の思い通りになるなんて絶対に嫌。これ以上、振り回されるのは絶対にご免よ。
「……触らないで」
「何を今更ぶってやがる。色んな男とするのが好きなんだろ?また一人相手が増えて良いんじゃないか?」
「……最低。貴方みたいな人はお断りよ。大金積まれたって、感じない」
「ほう…あれだけ鳴いてよがってた癖してまだ大口叩くのか。もう一度その体に刻み込む必要がありそうだな」
雷牙は私の太股を押し上げ、足をぐっと開く、私は精一杯の力を出して雷牙の胸元を押すものの全く抵抗にならない。