Flower*Sky
次の日、わたしは寝坊‥
時計の針は
もう10時を指していた。


どうせ遅刻だしゆっくり行こう。




そして11時に家を出た。
こんな時間だからか
電車はガラ空きだった。





「菜緒?」


えッ?

名前を呼ばれた方を振り向くと
昨日の男子が居た。


なんでわたしの名前知ってるの?
しかも下の名前だし‥


「やっぱ菜緒?
 昨日会ったとき絶対知ってると思って
 考えてたんだけど思い出した!
 俺のこと覚えてる?」
< 6 / 174 >

この作品をシェア

pagetop