VSイケメン
そして、目の前を神無月さんが歩いていた。
「え?!」
あれ?え?あれ、神無月さん・・・?通学路一緒だったんだ・・・。
これは、チャンス・・・なのか?
「か、神無月ざばぁっっぶ!」
噛んだ。
盛大に噛んだ。
「は?」
神無月さんの目線が怖い。
ちょっと待って、ちょっと。
えっと・・・!?
「・・・・・・・・・。」
そんなに見ないでって!
やだ・・・すげぇ恥ずかしい・・・。
「・・・・・・あのさぁ?」
「はいっ?はい?!な、なななんでぇすか??!!」
声めっちゃ裏返った。