VSイケメン
*凍夜Side*
「計斗のバカッ大バカ野郎っ!」
「えぇ?!」
昼休み。
事情を知った誠十郎が怒る。
「ヘタレッ!カスッ!チキンッ!」
めっちゃ怒鳴ってる。
俺は、呆れてるけどな。
「だいたい何でしゃべるわけ?!自分がゲームに使われてるって知ったらめんどくさくなるでしょ?!ちょっとは頭使えボケッ!脳みそ野球野郎っ!デットボールくらって死ねぇ!」
うるせぇ。そして長ぇ。
「まぁ、誠十郎。そのくらいにしておけよ。」
「楽っ!お前はいいのかよ?!」
確かに。ちょっとは怒ってもいいんじゃないか?
「俺はまだ本人に直接何かしてないからな。被害がなくて助かったよ。」
出たっ!腹黒・・・!
「お前なぁ・・・。」
もう、呆れすぎてやばい・・・。