【完】君に出逢えて



「紗空」


「な、なぁに?///」



「目ぇ、瞑って?」


中庭まで来て、そういった。


別に、紗空が期待しているような、キスでも告白でもない。


紗空がゆっくりと目を閉じた。頬は赤い。



紗空は一応、女の子で傷付けでもしたら下手したら停学だ。



だから、ちょっとした嫌がらせだ。
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