アルバと風の世界
どんどん上空に向かって飛んでいきます。
カイアが先頭です。アルバ、ルシア、ラキア
最後に、予想マシンがついていきます。

かなり上に向かったところに、入り口の
赤い岩が浮かんでいました。
そこを、カイアが開きます。
先に外に出て周りを確認しながら、合図を
送ります。アルバ、ルシア、ラキアそして
予想マシンが出て来ます。

外は、星がきらめく夜空でした。静寂に
包まれるこの世界が、死に瀕しているとは
誰が思うのだろうか?そう思うラキアでした。
他のみんなも夜空を眺めています。

予想マシンが「では、行きましょう。こちらです」
飛び始めます。ルシアとアルバと3人が手をつないで
飛んでいきます。

ラキアと、カイアが続きます。

東に向かって飛んでいきます。
少しずつ空が明るくなってきています。

どんどん、飛び続けます。
カイアが「このあたりが真ん中くらいです。
休まなくて大丈夫ですか?」

予想マシンが振り返って
「いえ、ここは危険ですから、もう少し先まで
行って休みましょう」小さな声で言いました。
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