アルバと風の世界
ラキアは、「どうなんだろう。きっと5歳のころは狙われていたから
夕焼けの世界にワープしたのかもしれないね。本当は
虹の世界の知り合いに預けるはずだったらしいけれど
結界の先がなぜか間違ってこの夕焼けの世界だったらしい。
僕は、よく覚えていないけれど、虹の世界と同じように
平和な世界みたいだと連れてきてくれた人が言ってたよ。
幸い、フォーリア長老に出会えて、育ててもらえることになったし
アルバやルシアもいて、僕の記憶から過去の記憶が消えていたんだ。
いや、消されていたんだ。たぶん、心配しないようにだろうね。
戻るべきときがきたら、記憶を蘇らせて戻れるように
手紙を預けていたんだ。そう、手紙を読み出したとたんに
いろんな思い出があふれでてきて・・たまらなくなったよ
でも、アルバ、君がいてくれたおかげで、すごく心が軽くなって
助かったんだ。近いうちに話そうとは思っていたんだけれど
なかなかね。やっぱり君たちといっしょにずっと暮らしたいじゃないか
僕のふるさとは、夕焼けの世界なんだよ。でも
行かなくちゃいけないのは、わかっているんだ。
風の世界の危機が今でもあるのか、間に合うかどうか、そして
僕が役立つかどうかはわからないんだけどね・・」
いいながら、遠くの空を眺めています。
アルバは、「よし、僕も手伝うよ、風の世界にいっしょに行って
ラキアを助けるよ」と力強く言うのでした。
ラキアは「無理だよ。風の世界は空にあるんだ。僕には、羽があるんだよ。
幼いころ使ったことがあるだけで、忘れていたんだけどね」
夕焼けの世界にワープしたのかもしれないね。本当は
虹の世界の知り合いに預けるはずだったらしいけれど
結界の先がなぜか間違ってこの夕焼けの世界だったらしい。
僕は、よく覚えていないけれど、虹の世界と同じように
平和な世界みたいだと連れてきてくれた人が言ってたよ。
幸い、フォーリア長老に出会えて、育ててもらえることになったし
アルバやルシアもいて、僕の記憶から過去の記憶が消えていたんだ。
いや、消されていたんだ。たぶん、心配しないようにだろうね。
戻るべきときがきたら、記憶を蘇らせて戻れるように
手紙を預けていたんだ。そう、手紙を読み出したとたんに
いろんな思い出があふれでてきて・・たまらなくなったよ
でも、アルバ、君がいてくれたおかげで、すごく心が軽くなって
助かったんだ。近いうちに話そうとは思っていたんだけれど
なかなかね。やっぱり君たちといっしょにずっと暮らしたいじゃないか
僕のふるさとは、夕焼けの世界なんだよ。でも
行かなくちゃいけないのは、わかっているんだ。
風の世界の危機が今でもあるのか、間に合うかどうか、そして
僕が役立つかどうかはわからないんだけどね・・」
いいながら、遠くの空を眺めています。
アルバは、「よし、僕も手伝うよ、風の世界にいっしょに行って
ラキアを助けるよ」と力強く言うのでした。
ラキアは「無理だよ。風の世界は空にあるんだ。僕には、羽があるんだよ。
幼いころ使ったことがあるだけで、忘れていたんだけどね」