アルバと風の世界
それには答えずに・・・
「あのふたり、また仲良くなれそうだね。よかった」
ラキアが言いました。
「そうね。マリン、遠くに引っ越しちゃうから、
勇気を出したの。でもそうよね。
笑ってたみたいだから、きっとこれでよかったのよね」
「マリンも遠くに行くんだね」
ぽつりと言うラキアです。
「え?他にも誰か、お引越しする人がいるの?」
聞き返すルシアです。
「いや、いい間違いだよ。
ごめん、マリンは遠くに行くんだね」
寂しげな微笑みのラキアです。
その空色の瞳を見ていると、
ルシアの心は急に不安になりました。
「ねぇ、ラキアは、私が旅に出るとき、
いっしょについてきてくれるって
いってたわよね?覚えてる?」
「あ~そんなこと言ってたときがあったね。
懐かしいな。子供のころ。
君は、君の好きな人と旅に出るといいよ。
だから、僕はいっしょにはいけないよ。でも見送るよ」
にっこりといいました。
「あのふたり、また仲良くなれそうだね。よかった」
ラキアが言いました。
「そうね。マリン、遠くに引っ越しちゃうから、
勇気を出したの。でもそうよね。
笑ってたみたいだから、きっとこれでよかったのよね」
「マリンも遠くに行くんだね」
ぽつりと言うラキアです。
「え?他にも誰か、お引越しする人がいるの?」
聞き返すルシアです。
「いや、いい間違いだよ。
ごめん、マリンは遠くに行くんだね」
寂しげな微笑みのラキアです。
その空色の瞳を見ていると、
ルシアの心は急に不安になりました。
「ねぇ、ラキアは、私が旅に出るとき、
いっしょについてきてくれるって
いってたわよね?覚えてる?」
「あ~そんなこと言ってたときがあったね。
懐かしいな。子供のころ。
君は、君の好きな人と旅に出るといいよ。
だから、僕はいっしょにはいけないよ。でも見送るよ」
にっこりといいました。