アルバと風の世界
「私が行くと邪魔なのかな・・
ラキア、私には内緒なんて
やっぱり、思われてないんだよね・・・

でもアルバとラキアだけだと、
気づかないことも多いはずよ
私、案外、役立つかもしれないし・・」

アルバが聞きながら「ラキアに聞こうか?
いっしょに行きたいって気持ち伝えようか?」

ルシアが「きっとこないでって言われるわ。
ラキア、風の世界の人なんだ・・私は
いったいどこの世界の住人だったのかな?」
寂しげにつぶやきます。

アルバは「フォーリア長老に、ヒントがないか
聞いてみようか。ルシアをここにつれてきた人からの
お手紙とかないのかな?」といいながら、僕も何も
なかったなと考えていました。
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