アルバと風の世界
(ご安心ください。ラキアさま。
すべては私ソルーが記憶しております。
風の世界に行くべきときがくればお知らせします。
それまでは空風の世界の無事をひたすら祈っていてください。
まだ、時はきていません・・今、行くと危険です)
まるで早く行こうとしていたのが
わかっていたかのように
その空色の石ソルーは、話しました。
幼いころから耳に違和感があって、
はずしたいと思っていましたが
体の一部のようではずれてくれなかった空色の石です。
聞きながら、そうか、僕はひとりじゃなかったんだ。
君に守られてこの世界にもやってきたんだったね。
遠い幼いころの記憶が少し蘇るラキアです。
(思い出してくださって嬉しいです。
いっしょに空風の世界に戻りましょう。
それまではカイアたちが守ってくれているはずです)
「カイア?」
(はい、カイアがあなたをこの世界に連れてきたのです)
「そうか。あのおじさんはカイアというのか・・
救ってくれて夕焼けの世界に連れてきてくれたんだった」
懐かしそうに思い出すラキアです。
(少しずつ思い出すはずですから心配ないです。
私もついていますから)
ソルーは、優しく話します。
ラキアは、ソルーの声を聞きながら
子守唄みたいだなと思いながら、いつのまにか
眠ってしまいました。
すべては私ソルーが記憶しております。
風の世界に行くべきときがくればお知らせします。
それまでは空風の世界の無事をひたすら祈っていてください。
まだ、時はきていません・・今、行くと危険です)
まるで早く行こうとしていたのが
わかっていたかのように
その空色の石ソルーは、話しました。
幼いころから耳に違和感があって、
はずしたいと思っていましたが
体の一部のようではずれてくれなかった空色の石です。
聞きながら、そうか、僕はひとりじゃなかったんだ。
君に守られてこの世界にもやってきたんだったね。
遠い幼いころの記憶が少し蘇るラキアです。
(思い出してくださって嬉しいです。
いっしょに空風の世界に戻りましょう。
それまではカイアたちが守ってくれているはずです)
「カイア?」
(はい、カイアがあなたをこの世界に連れてきたのです)
「そうか。あのおじさんはカイアというのか・・
救ってくれて夕焼けの世界に連れてきてくれたんだった」
懐かしそうに思い出すラキアです。
(少しずつ思い出すはずですから心配ないです。
私もついていますから)
ソルーは、優しく話します。
ラキアは、ソルーの声を聞きながら
子守唄みたいだなと思いながら、いつのまにか
眠ってしまいました。