アルバと風の世界
逃げ場もなく、あきらめてラキアの目の前に
降り立った2人と1体です。みんなうなだれています。
なんと説明したらいいのか困っていました。

勇気を出してアルバが説明しようと顔をあげると、
なんと今度は、フォーリア長老が、出てきました。

「みんな、こんな遅くまで、夜遊びはよくないよ。冷えるから
館に戻っておいで。そしてけんかしちゃダメだよ」
優しくいいました。

振り返ったラキアは、だまってそのまま
部屋に戻ってしまいました。

アルバとルシアと予想マシンは、うなだれています。

羽を見たフォーリア長老が
「アルバ、すごいものをまた作ったんだね。まさか
空を飛んでいたんじゃないよね?」聞きます。

「長老、飛んでいました。夜遅くまで遊んでて
ごめんなさい。あの戻ります」

「私も、ごめんなさい。戻ります」ルシアも続きます。

予想マシンも、震えながら
「長老、ごめんなさい。許してください」

すると、フォーリア長老が優しく
「私ではなくて、ラキアにごめんなさいと
言ったほうがいいんじゃないかな?
仲間はずれみたいに感じていたようだから」言いました。

アルバとルシアと予想マシンは、うなずくと
そのまま、ラキアの部屋の前に行きました。
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