アルバと風の世界
予想マシンが「時空の道を通過すれば、元の時間に
戻れます。私が案内できます。ご安心を。そしてルシアは
必ず、風の世界に行く必要があります」そういうのです。

ラキアもアルバもルシアさえも、びっくりして聞いています。
「予想マシン、どういうこと?君は本当に僕が作った
予想マシンなのか?なぜそこまでわかるの?」
アルバが急に聞きます。

「もちろん、アルバに作ってもらった予想マシンです。
アルバ、自分に自信をもってください」微笑んだように
見える予想マシンです。何か秘密がありそうですが
話してくれそうにないのでアルバはそれ以上
聞きませんでした。

予想マシンにいつからこんな変化が起こったかなと
考えています。

すると、首をかしげながらも、ラキアもあきらめた様子で
「わかったよ。みんな好きにしていいから。
ただ、命の保証はできないから。十分気をつけて」

ルシアが「ラキア、ありがとう。うれしい」といいました。

アルバも「ありがとう。みんなで無事に戻ってこよう」

予想マシンが「長老に報告しておいたほうがいいです。
全員、いなくなるとびっくりするでしょう」

ラキアが「僕が話すよ。知っているすべてを・・」
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