アルバと風の世界
風の世界へ
そして1週間後、ついにラキアは17歳になりました。
紫の館では、静かに誕生日をお祝いしていました。
そのとき、ラキアの左の耳の空色の石の
ソルーがキラリと光ります。そして
(出発のときがきました)と静かに告げました。
羽で飛ぶ練習を続けてきたアルバとルシアと
予想マシンも、うなずきます。
フォーリア長老も、一瞬、宙を見つめて
優しくほほえみます。
長老は、3人を抱きしめながら
「行っておいで、無事を祈っている。風の世界の平和を
祈っているから」
「では、行ってきます。お元気で」
ラキアが言いました。
ルシアが「今までありがとうございました。感謝しています」
アルバが「必ず戻ってきますから、安心して待っててください」
予想マシンが「大丈夫です。私がお守りしますから」
そういいました。
その言葉にうなずきながら、抱きしめていた手をゆるめて
「予想マシン、この子達を頼んだよ。ソルーも頼んだよ」
長老は、そういいました。
それぞれの思いを胸に、ソルーの言葉を聴きながら
出発です。
そして・・・
夕焼けの世界の
大きな黒い木がある小山の上に3人と予想マシンは
たっていました。
紫の館では、静かに誕生日をお祝いしていました。
そのとき、ラキアの左の耳の空色の石の
ソルーがキラリと光ります。そして
(出発のときがきました)と静かに告げました。
羽で飛ぶ練習を続けてきたアルバとルシアと
予想マシンも、うなずきます。
フォーリア長老も、一瞬、宙を見つめて
優しくほほえみます。
長老は、3人を抱きしめながら
「行っておいで、無事を祈っている。風の世界の平和を
祈っているから」
「では、行ってきます。お元気で」
ラキアが言いました。
ルシアが「今までありがとうございました。感謝しています」
アルバが「必ず戻ってきますから、安心して待っててください」
予想マシンが「大丈夫です。私がお守りしますから」
そういいました。
その言葉にうなずきながら、抱きしめていた手をゆるめて
「予想マシン、この子達を頼んだよ。ソルーも頼んだよ」
長老は、そういいました。
それぞれの思いを胸に、ソルーの言葉を聴きながら
出発です。
そして・・・
夕焼けの世界の
大きな黒い木がある小山の上に3人と予想マシンは
たっていました。