アルバと風の世界
ソルーが、言います。
「飛んでください。大きな空色の雲に向かってください」
そういうと予想マシンが「あっちです。薄い空色の大きな雲が見えます」
教えてくれました。
振り向くと黒い大きな木のてっぺんに
薄い空色の大きな雲が広がっています。
今までみたことがない雲です。
ラキアが飛びます。アルバとルシアと予想マシンも
手をつないで続きます。
どこまで飛んでもその空色の雲には届かないんじゃないかなと
不安がよぎったアルバでしたが、その思いは
一瞬にして消えました。
目の前が急に真っ暗になったからです。
そして、次に見えたのは、先ほど飛び立ったはずの
大きな黒い木です。いえ、同じではなく別の木のようです。
シーンと静まり返る中、黒い土煙があちこちで
舞い上がっています。
そして、あちこちにこげた真っ黒い人形のようなものが
たくさん転がっています。
「飛んでください。大きな空色の雲に向かってください」
そういうと予想マシンが「あっちです。薄い空色の大きな雲が見えます」
教えてくれました。
振り向くと黒い大きな木のてっぺんに
薄い空色の大きな雲が広がっています。
今までみたことがない雲です。
ラキアが飛びます。アルバとルシアと予想マシンも
手をつないで続きます。
どこまで飛んでもその空色の雲には届かないんじゃないかなと
不安がよぎったアルバでしたが、その思いは
一瞬にして消えました。
目の前が急に真っ暗になったからです。
そして、次に見えたのは、先ほど飛び立ったはずの
大きな黒い木です。いえ、同じではなく別の木のようです。
シーンと静まり返る中、黒い土煙があちこちで
舞い上がっています。
そして、あちこちにこげた真っ黒い人形のようなものが
たくさん転がっています。